英語の授業で疑問詞は「5W1H」と習った思い出が皆様あるかと思います。
中国語同じく疑問詞というのがあるのですが、英語のように語順変化が発生したり、単語の形が変化するということありません。
単純に疑問詞と呼ばれる単語を覚えるだけで、様々な疑問文を作れるようになります。
- どこ?
- いつ?
- だれ?
- どれ?
- なぜ?
といった、日常会話でもよく使うこれらの単語を覚えるだけで、中国語でも同じように質問することができるようになります。
この記事では、日常会話で特によく使う頻出疑問詞を15パターンご紹介いたします。
さらに、疑問詞ごとの答え方の例も上げていきますので、
何から覚えていけばいいか分からない!
とお悩みの方は、この記事で一緒に勉強していきましょう。
また疑問文に関しては、こちらの記事で詳しく解説してますので、合わせて参考にして下さい。

中国語の頻出疑問詞15パターン
誰/谁
- Nǐ shì shéi
- 你是誰?
- あなたは誰ですか?
- Shéi shì wáng xiānshēng
- 誰是王先生?
- 誰が王さんですか?
「誰」は日本語と同じ漢字のため理解しやすいですね。
例文のように「誰ですか?」と尋ねる時に使用します。
日本語訳と同様、使い方も日本語と全く同じ。
主語に誰を配置すると
- Shéi shì rìběn rén?
- 誰是日本人?
- 誰が日本人ですか?
「誰が」と尋ねるフレーズになります。
逆に目的語の部分に配置すると
- Nǐ shì shéi
- 你是誰?
- あなたは誰ですか?
「あなたは誰ですか?」と尋ねる表現となります。
聞きたい部分を【誰】に変えてあげるだけですので、とても日本語的に考えられる疑問詞といえます。
在哪裡
場所を尋ねる時に使われる疑問詞。
- Nǐ zài nǎlǐ?
- 你在哪裡?
- あなたは何処にいますか?
- Nǐ qù nǎlǐ?
- 你去哪裡?
- あなたは何処に行くの?
- Nǎlǐ yǒurén?
- 哪裡有人?
- どこに人がいますか?
- Nǎlǐ bú shūfú?
- 哪裡不舒服?
- どこが気持ち悪いですか?
使い方は【誰】でも述べたとおり、質問したい部分に疑問詞を置いてあげます。
哪裡は場所を尋ねる疑問詞ですが、地名以外にも、体の部位などの場所を指すこともあります。
例文4番目がそれにあたります。
- 哪裡痛?
- 哪裡痛?
- 何処が痛いの?
といったように、体の何処が痛いのかという疑問文を作るときも、哪裡を使います。
ですが、「部位」を表す単語は、日本語と同じ「部位(Bùwèi)」を使用します。
疑問詞ではないため、後述する文法の【哪+量詞+部位】で表現します。
- Nǐ xǐhuān nǎ yīgè bùwèi?
- 你喜歡哪一個部位?
- どの部位が好き?
このルールは哪裡以外にも、你好でも起こっています。
声調変化と聞くと難しそうに感じるかも知れませんが、話しやすいように変化させていったらこうなったという結果ですので、特に意識しなくても普通に会話していたらそうなってることでしょう。
多少+名詞
【多少+名詞】で量の多さを尋ねる時に多少という疑問詞を使用します。
- Duōshǎo qián?
- 多少錢?
- いくらですか?(値段を聞く時)
- Nǐ yào duōshǎo?
- 你要多少?
- どれくらい必要ですか?
- Duōshǎo qián?
- 多少人?
- 何人ですか?
- Nǐ yào duōshǎo?
- 要多少時間?
- どれくらいの時間が必要ですか?
値段を聞く時や、物の量を尋ねる時にも使うことできます。
基本的には【多少+名詞】 の名詞の量を尋ねるのですが、推測できる場合は省略可能のため、買い物をしている時などは、
- Zhège duōshǎo?
- 這個多少?
- これはいくらですか?
これだけで、値段を聞いている事が伝わります。
逆に店員さんからは、以下のように聞かれることがあるでしょう。
- Nǐ yào duōshǎo?
- 你要多少?
- いくら必要ですか?
聞かれた場合は必要な個数を答えてあげればOKです。
このように、お互いの会話で名詞が推定できる場合は、基本的に名詞は省略されます。
多+形容詞
また、【多少+名詞】以外にも、【多+形容詞】を使用することも多々あります。
- 多大/多小
- 多長/多短
- 多重/多輕
- 多熱/多冷
上記のように【多+形容詞】とすることで、重さや大きさ、長さ、暑さなどを尋ねる事ができます。
基本的にどんな形容詞にも使うことができ、
- 你多愛我?
- どれくらい好き?
なんて表現もすることができます。
【どれくらい+形容詞】と覚えると日本語的に理解しやすいでしょう。
答える時は、量を尋ねられているため、具体的に答えてあげると良いでしょう。
- 多小錢?
- 300塊錢
【多愛我?】のように具体的に答えにくい、数値化しにくい質問もありますが、量を聞かれていることには代わりありません。
そのため【很多】なんて答え方でもOKでしょう。
※納得するかは別として。
幾/几+量詞(M)
量詞の数を聞く時に使う疑問詞です。
- jǐ kuài qián?
- 幾塊錢?
- いくらですか?
- jǐ gèrén?
- 幾個人?
- 何人ですか?
- jǐ gè xiǎoshí?
- 幾個小時?
- 何時間?
- jǐ bēi kāfēi?
- 幾杯咖啡?
- 何杯のコーヒー?
【多少】を使った質問と内容やニュアンスは変わりませんが、量詞を使う所に特徴があります。
量詞を使うことで、量詞に含まれている
- 個数
- 人数
- 時間
などの情報が相手に伝わるため、誤認なく伝えることができます。
答えるときも、【幾】を数字に置き換えるだけで答えることができます。
- jǐ bēi kāfēi?
- 幾杯咖啡?
- 何杯のコーヒー?
- Wǒ yào yībēi
- 我要1杯
- 1杯ほしいです
文法的にもとても似ているため、どうやって使い分けているか、よく質問されます。
それは「量詞をしっかりと伝えたいかどうか」で使い分けています。
日本語にはない感覚ですが、日常会話で話していくうちに感じ取れるようになるため、
はじめのうちは使いやすいと感じる方をメインに使っておくとよいでしょう。
量詞に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
合わせて参考にしてみて下さい。
【中国語文法】量詞の使い方と覚え方を徹底解説
什麼/什么
日本語の「何?」英語の「what」に当たる単語の「什麼」
英語の「What」よりも、日本語の「何」に近い使い方ができるため、かなり多様される疑問詞です。
- Zhè shì shénme?
- 這是什麼?
- これはなんですか?
- Nǐ yào chī shénme?
- 你要吃什麼?
- 何が食べたい?
- Nǐ yào shénme?
- 你要什麼?
- 何がほしいの?
- Nǐ xiǎng mǎi shénme dōngxī?
- 你想買什麼東西?
- どんな物が買いたいの?
基本的に【什麼】だけで、「何?」と同じ意味なので、それだけで質問としては成立する疑問詞です。
しかし、【什麼+名詞】とすることで、【どんなものなのか】という疑問にすることができるため、度々名詞とセットで使われます。
さらに、日本語と同じように以下のように
- 什麼?
- 何?
【什麼】だけで使うことも多く、とてもカジュアルに使われています。
日本語と全く同じように使うことができるため、日本語で「何?」といいたい時は【什麼】を使うと良いでしょう。
答える時も、何?と聞かれている内容に答えればOKです。
- Zhè shì shénme?
- 這是什麼?
- これはなんですか?
- Zhè shì píngguǒ
- 這是蘋果
- これはリンゴです
什麼樣的~?/什么样的~?
【什麼】がついている疑問詞は他にもあり、「どのような?」という意味を持つ中国語の【什麼樣的】を合わせて覚えておくと良いでしょう。
- Nǐ xǐhuān shénme yàng de yīfú?
- 你喜歡什麼樣的衣服?
- どんな服が好きですか?
- Nǐ xiǎng mǎi shénme yàng de dōngxī?
- 你想買什麼樣的東西?
- どんなものを買いたいですか?
【什麼樣的+名詞】とすることで、「どのような名詞」という疑問文を作ることができます。
- 見た目
- 形
- 大きさ
- 性能
といった、質問対象の【名詞】に関する情報を得たい時に、【什麼樣的】はよく使用されます。
そのため、答える時も同じように、情報を伝える形で返答します。
- Nǐ xǐhuān shénme yàng de yīfú?
- 你喜歡什麼樣的衣服?
- どんな服が好きですか?
- Wǒ xǐhuān hóngsè de qúnzi
- 我喜歡紅色的裙子
- 私は赤いスカートが好きです。
- Nǐ xiǎng mǎi shénme yàng de dōngxī?
- 你想買什麼樣的東西?
- どんなものを買いたいですか?
- Wǒ xiǎng mǎi kě'ài de bēizi
- 我想買可愛的杯子
- 私は可愛いコップが買いたい
什麼時候/什么时候
【什麼+名詞】として使えることを上記で解説しましたが、特によく使うのが【什麼時候】
- Nǐ shénme shíhòu huí rìběn?
- 你什麼時候回日本?
- いつ日本に帰りますか?
- Shénme shíhòu xiàbān?
- 什麼時候下班?
- いつ仕事が終わりますか?
【什麼時候】とすることで、「いつ?」という時間を尋ねる疑問詞とすることができます。
ここでの時間は、短い時間も長い時間もどちらも含まれます。
- Nǐ shénme shíhòu huí rìběn?
- 你什麼時候回日本?
- いつ日本に帰りますか?
- Xià gè yuè huí rìběn
- 下個月回日本
- 来月日本に帰ります。
- Shénme shíhòu xiàbān?
- 什麼時候下班?
- いつ仕事が終わりますか?
- Liù diǎn xiàbān
- 6點下班
- 6時に仕事が終わります。
上記の例文のように、答えが来月であっても、1時間後であっても、質問する時は全て【什麼時候】を使用します。
答える時は上記のように、具体的な時間や日程を答えてあげると良いでしょう。
決まっていない時は、以下のフレーズも使えるため、合わせて覚えておくと良いでしょう。
- Hái méi quèdìng
- 還沒確定
- まだ決まっていない
幾點/几点
【什麼時候】とセットで覚えておきたいのが、この【幾點】。
- Jǐ diǎn shàngbān?
- 幾點?
- 何時?
- Jǐ diǎn huí jiā?
- 幾點回家?
- 何時に帰りますか?
- Jǐ diǎn zuò fēijī?
- 幾點坐飛機?
- 何時の飛行機に乗りますか?
- Jǐ diǎn kāishǐ?
- 幾點開始?
- 何時に始まりますか?
【什麼時候】が「いつ」と大まかな時間を尋ねていたのに対して、
【幾點】は「何時?」とはっきりとした時間を訪ねています。
そのため、答える時もはっきりとしたした時間で答えてあげましょう。
- Jǐ diǎn shàngbān?
- 幾點?
- 何時?
- Sān diǎn
- 三點
- 三時
そのため、三點半(三時半)という表現はしますが、「三點鐘半」という表現はしませんので気をつけましょう。
哪一+量詞
「どれ?」という複数ある選択肢の中から答えてもらう時に使用する疑問詞になります。
「一」は省略可能なため、「哪個?」というこのも一般的。
省略形も合わせて覚えておきましょう。
- Nǎge shì tuījiàn de?
- 哪個是推薦的?
- Nǐ xǐhuān nǎ yīgè?
- 你喜歡哪一個?
- あなたはどれが好きですか?
- Nǐ yāomǎi nǎ yīzhǒng?
- 你要買哪一種?
- どの種類が買いたいですか?
色々と選択肢が多くある中から、「どれが?」と質問する時には、【哪+量詞】を使用します。
特にお店の店員さんに、おすすめメニューを聞くときなんかに役立つ疑問詞です。
答える時は、質問された範囲から答えましょう。
その範囲の見分け方は、「量詞」を見ることでわかります。
- 杯→コップについて
- 種→種類について
- 位→人について
というように、量詞によって何について聞かれているのかが判断できます。
量詞が分からない!という方は、【個】を使っておけば全く問題ないため心配いりません。
- Nǐ xǐhuān nǎ yīgè?
- 你喜歡哪一個?
- あなたはどれが好きですか?
- Wǒ xǐhuān zhè yīgè
- 我喜歡這個
- 私はこれが好きです。
- Nǐ yāomǎi nǎ yīzhǒng?
- 你要買哪一種?
- どの種類が買いたいですか?
- Wǒ xǐhuān zhè yīgè
- 我想買台式的
- 私は台湾系のが買いたいです。
文章だけではシチュエーションが判断できませんが、実際の会話では何に対して質問されているのかは、自ずとわかります。
また、多少量詞を間違えても全く問題はないため、シビアに考えすぎなくても大丈夫です。
好きなものが沢山あったり、好きなメニューが多くて選びきれないことはよくあります。
そんな時は2個3個と答えても全く問題ないため、どんどん答えちゃいましょう。
為什麼/为什么
英語の「Why?」と同じ意味の疑問詞「為什麼」。
日本語の「なぜ?」に該当します。
- Nǐ wèishéme xué zhōngwén?
- 你為什麼學中文?
- なぜ中国語を勉強してるんですか?
- Wèishéme huí jiā?
- 為什麼回家?
- なんで帰るの?
日本語の「なぜ?」という疑問詞と全く同じ使い方のため、理解しやすいのではないでしょうか。
【為什麼?】だけでも使用可能なため、疑問に思ったことがあれば気軽に【為什麼?】と聞いてみると良いでしょう。
この疑問詞に返答する時は、理由を答えて上げる必要があります。
- Nǐ wèishéme xué zhōngwén?
- 你為什麼學中文?
- なぜ中国語を勉強してるんですか?
- Yīnwèi wǒ xǐhuān táiwān
- 因為我喜歡台灣
- 台湾が好きだから
日本語でも「なぜ?」と聞かれたら「○○だから」と答えるように、中国語でも「因為⋯」の文法で返してあげると自然です。
【因為⋯,所以⋯(なので〜、だから〜)】の文型で覚えている方も多いでしょう。
実際の日常会話では、【所以】以下は省略されることがほとんどです。
理由は単純で【所以-】以降は【為什麼?】で質問されている内容と重複するため、答える必要がありません。
- Nǐ wèishéme xué zhōngwén?
- 你為什麼學中文?
- Yīnwèi wǒ xǐhuān táiwān
- 因為我喜歡台灣(所以我學中文)
というように、【為什麼⋯】と【所以⋯】の内容が重複します。
そのため、日常会話では基本的に省略されるものと考えていて問題ありません。
怎麼/怎么+動詞
【怎麼+動詞】で「どのように+動詞をするのか」という方法を尋ねる疑問詞となります。
英語だと「HOW」に該当する中国語が【怎麼+動詞】
- Shòusī zěnme chī?
- 壽司怎麼吃?
- 寿司はどうやって食べるの?
- Táiběi chēzhàn zěnme zǒu?
- 台北車站怎麼走?
- 台北駅にはどうやっていきますか?
【動詞】をどのようにして行うかという疑問文を作る時に使用されるため、答えるときも方法を答えてあげる必要があります。
- Shòusī zěnme chī?
- 壽司怎麼吃?
- 寿司はどうやって食べるの?
- Zhān jiàngyóu chī
- 沾醬油吃
- 醤油につけて食べます。
- Táiběi chēzhàn zěnme zǒu?
- 台北車站怎麼走?
- 台北駅にはどうやっていきますか?
- Zuò gōngchē qù
- 坐公車去
- バスに乗っていきます。
どんな動詞にもつけることが出来るため、日本語ではあまり聞かない表現が中国語では出てくる事がおおくありますが、
どのようにして【動詞】を行うのかという質問をされていると覚えておけば、理解しやすくなります。
怎麼樣/怎么样
「どうですか?」と感想や意見を尋ねるときに使用する疑問詞の【怎麼樣】。
関西弁の「どない?」と全く同じ意味なので、それで覚えちゃったほうが理解しやすいです。
- nǐ juédé zěnme yàng?
- 你覺得怎麼樣?
- あなたはどう思いますか?
- zhège zěnme yàng?
- 這個怎麼樣?
- これはどうですか?
- Zuìjìn zěnme yàng
- 最近怎麼樣?
- 最近どうですか?
【最近怎麼樣】のように、近況や様子を尋ねる時にも使用可能です。
仕事の進捗を聞いたり、体調や意見を聞いたりと様々なシチュエーションで使用されるため、必ず覚えておきましょう。
基本的に意見や近況を聞かれているため、返答するときも以下のように答えます。
- zhège zěnme yàng?
- 這個怎麼樣?
- これはどうですか?
- Wǒ bù xǐhuān zhège
- 我不喜歡這個
- これは好きじゃないです。
- Zuìjìn zěnme yàng
- 最近怎麼樣?
- 最近どうですか?
- Zuìjìn hěn máng
- 最近很忙
- 最近とても忙しいです。
怎麼辦/怎么办
怎麼がつく疑問詞がもう一つあります。
日本語の「どうしよう?」に該当する怎麼辦。
解決策を尋ねる時によく使用される疑問詞です。
- Gāi zěnme bàn?
- 該怎麼辦?
- どうするべきだろう?
- Huài diàole! Zěnme bàn?
- 壞掉了!怎麼辦?
- 壊れた!どうしよう?
日本語の「どうしよう」、関西弁の「どないしよう」と使うシチュエーションやタイミングは全く一緒なため、理解しやすい疑問詞ではないでしょうか。
答え方も日本語と同じで、解決策を答えてあげる形となります。
- Huài diàole! Zěnme bàn?
- 壞掉了!怎麼辦?
- 壊れた!どうしよう?
- Ná qù xiūlǐ
- 拿去修理
- 修理に持っていきましょう。
不是~嗎?/不是~吗?
「〜なんじゃないの?」という疑問文【不是~嗎?】。
視聽華語の2冊目に掲載されている文法で、疑念などを表現することができる中国語です。
- Nǐ bùshì bù hē kāfēi ma?
- 你不是不喝咖啡嗎?
- コーヒー飲まないんじゃなかった?
- Bùshì xǐhuān māomī ma?
- 不是喜歡貓咪嗎?
- 猫好きなんじゃないの?
【不是】という否定形が使用されていますが、「〜じゃなかった?」という確認のため疑問文であることを理解しておかなくてはいけません。
日本語的に考えておくと理解はしやすいのですが、例文1のように【不喝咖啡】と否定が文章に含まれていると、混乱しやすくなります。
混乱してしまった時は「〜なんじゃないの?」「〜じゃなかった?」と日本語で訳してあげると理解しやすくなる為良いでしょう。
答える時は、【肯定/否定】で答えてあげればOKです。
- Nǐ bùshì bù hē kāfēi ma?
- 你不是不喝咖啡嗎?
- コーヒー飲まないんじゃなかった?
- Bùshì! Wǒ hē kāfēi!
- 不是!我喝咖啡!
- いいえ!コーヒー飲みますよ!

沒~嗎?/没~吗?
過去について尋ねる【沒~嗎?】。
- Nǐ méi chīfàn ma?
- 你沒吃飯嗎?
- ごはん食べてないですか?
- Nǐ méi qùguò ma?
- 你沒去過嗎?
- 行ったこと無いですか?
過去にたいして「〇〇してないですか?」と質問する時に使用することができます。
沒は過去に対してのみ使用するため、もし現在や未来についての質問をしたい場合は、「沒」を「不」に変えてあげることで指紋可能です。
答える際も、【肯定/否定】で答えてあげましょう。
- Nǐ méi chīfàn ma?
- 你沒吃飯嗎?
- ごはん食べてないですか?
- Duì, wǒ hái méi chī
- 對,我還沒吃
- そうです。まだ食べてません
不と沒の違いについては以下の記事で詳しく解説しています。
【中国語講座】「不」と「沒」の違いってなに?
中国語の疑問詞を覚えてコミュニケーションを円滑に
中国語の疑問詞を15パターン紹介してきましたが、どれも日常会話でよく使われる疑問詞です。
疑問文に関するこちらの記事とあわせて、使い方をマスターしてください。

疑問詞と疑問文がマスターできると、自分の聞きたい質問がスムーズに聞くことができます。
歴史が好きな人は歴史について、グルメが好きな人はローカルグルメ情報など、中国語で気軽に聞けるようになると、更にその国のことを好きになるでしょう。
中国語に限らず会話はキャッチボールと一緒です。
お互いに質問しあって、仲良くなったり、情報交換するためにも疑問詞はしっかりと勉強しておきましょう。